ただの大学生だった私が0から月収100万を越えるライバーになった話

トップライバー

こんにちは。あいなまです。

私の母親は公務員、父親は大企業に務めるサラリーマンのなんとも堅実な一般家庭に産まれ、ありがたいことに何不自由なく平凡に暮らしてきました。

ライブ配信に出会うまでは自分が人並みにやれば人並み以上に出来る人間だと謎に過信していたので、何かを死ぬほど頑張ったという経験が22になるまでありませんでした。

ライブ配信をはじめたきっかけ

ライブ配信の存在を知ったのは2017年の9月。

当時就職間近にも関わらず、自分のやりたいことや将来設計が定まっておらず、将来に対して不安を抱いている時期でした。

そんなときに、たまたま中国では月数百万も稼いでいるライバーがいるというよくある稼げる系のネットニュースを見たことがきっかけで、読み終わった瞬間に「これだ!」と思い、すぐさま大学の友人を誘って二人で配信をはじめました。 

本当は「自分の夢の実現のために始めました」と言いたいところなんですが、きっかけがお金目的という、最初はなんとも不純な動機でしたね。笑

今思い返すと、このネットニュースを読んでいなかったら今の自分はいないので、このニュースを掲載してくれたメディアの方には本当に感謝でいっぱいです。笑

最初のライブ配信

最初にSHOWROOMで配信をはじめました。

2017年当時ライブ配信アプリは今と違ってほとんど種類がなく、更に中国人のリスナーが多かったため、まともに日本語で会話して勝負できそうだったSHOWROOMで開始しました。

結果から言うと、ルールや仕組みを全く理解できていないにも関わらず、順調なスタートを切り新人としてはかなり人気があったのではないかと思います。

当時2人組、かつお笑い要素の強い配信スタイルのライバーがいなかったことが功を奏しました。

更に私達は初日から8時間も連続で配信してしまう程タフで、「はたから見れば頭のおかしい大学生」だったので、奇抜なスタイルがリスナーにウケて一気に知名度を獲得していきました。

ちなみにこの期間に私達の配信を見てくれたテレビ局のプロデューサーの方からお声がけいただき、芸能人の卵の方々と一緒に生放送のネットバラエティ番組にゲスト出演したこともあります。笑

配信開始時点では知名度0のただの女子大生だったのにも関わらず、開始2週間足らずでこのようなオファーが舞い込んだということは良くも悪くも相当濃いキャラだったんでしょうね。笑

しかしヒットはあっという間に終わりを告げました。

新人イベントに参戦し、1位と2位の間で激戦を繰り広げた結果、僅差で2位という結果に終わりました。

このイベントで1位を取らなければ死ぬくらいの覚悟で狂ったように配信しまくっていた私達にとってこの現実は受け入れがたいものでした。笑

更に私達を追い詰めるかのような「毎日順位が入れ替わるプレッシャー」「長時間配信」

精神的にも身体的にも既に限界だった私達に、極めつけには、なんと「報酬が支払われない」という最悪の状況が降りかかるのです。

運営、リスナーそれぞれに対し不満を抱き、気づけば最初はあんなに楽しかった配信も業務的になり、自分たち自身が楽しめなくなっていました。

そこで、心機一転を図るべく、ちょうどタイミングよく17Media Japanからの勧誘DMが来ていたため17liveの方にお引越しすることにしました。

しかし戦場を17liveに移してから、更に地獄を見ることとなるのです…。

3ヶ月たったライブ配信

17での配信初期

11月から晴れて17公式ライバーとしてデビューしたものの、私達はまだ大学生であっため、卒論というどうしても乗り越えなくてはならない壁にぶちあたりました。

一時配信はお休みし、卒業が確定した1月に1人で配信を再開しました。

最初はSHOWROOM時代のようにすんなりと人気になれるだろうと考えていた私は、ここで人生で味わったことのない悲壮感や絶望感に直面することになりました。

あれだけうまくいったSHOWROOMとは別人かのように、ほぼリスナーさんもこない、コメントもない、当たり前にアイテムは飛ばなかったのです。

17での過疎り時期 背景変えたり帽子かぶったり色々迷走中w
リスナーさんへお礼のボード書いてますね。

今考えれば当時の私の配信は非常に自分勝手でリスナーさんからしたら何が面白いのかわからないくらいクオリティの低いものでした。笑

しかし当時の私はそんなこと微塵も考えず、

「なんでこんなリスナーが来ないんだ」「アイテムもっと投げてほしいわ〜」と自分の配信スキルの低さを棚に上げ、全てをリスナーさんのせいにしていました。

この闇の期間が実に3ヶ月も続きました。

今思えばよく3ヶ月も続いたなと思いますが、自分はいつか絶対に売れるという根拠のない自信があったため根気強く頑張っていました。

そこで4月の上旬、転機が訪れました。

それは1人のリスナーさんとの出会い。

これを機に私は一気に人気ライバーの階段を登ることになるのです。

とある応援者のおかげで数カ月後うまくいったライブ配信(最高月商数百万)

4月初めてミリオンを突破した時。

3ヶ月間全く目が出ず過疎ライバーをやっていた私でしたが、あるリスナーさんとの出会いをきっかけに今までの舐め腐った態度を一新し、真剣にライブ配信に取り組むようになりました。

この記事では、そのリスナーさんのことをAさんと呼びたいと思います。

なんでもAさんは、私の数少ない初期リスナーさんから「Aさん、あいなまの配信にぜひ来てくれ」と言われたらしく、

そこでAさんから、「この子にはトップライバーになれる素質がある」と感じたらしいのです。

そこからAさんに、「俺がサポートするから二人で本気でトップライバーにならないか」と言われたのを今でも覚えています。(確かこの時嬉しすぎて号泣しましたw)

17liveにはガーディアンというシステムがあり、これはPocochaでいうところのアシスタントに相当するのですが、Aさんはこのガーディアンのプロでした。笑

それまでまともにガーディアンをする人が一度もついたことのなかった私は、このガーディアンの重要性に全く気づいていませんでした。

「ガーディアンは誰がやっても大差はないお飾り程度」

最初はこのようにしか考えていなかったのですが、

「ガーディアン、すなわち応援者こそライブ配信において超重要な役割を持つ」

そのことを当時、初めて学びました。

Aさんガーディアンがついてから、私は毎日起きている時間のすべてを配信に捧げました。

今までゲリラで好き勝手に始めていた配信時間も22〜1時までの完全固定。

遅刻厳禁、配信時間外は戦略を立てたりSNSを更新したりリスナー活動をしたりと本当に1日中17liveのことを考えていました。

お笑い要素強かったので基本何でも全力で答えてました。笑


今だからこそ言えますが、配信終了後すぐにAさんから電話がかかってきて、その日の配信の反省会を毎日2〜3時間開催し、時にはお互い意見のすれ違いから喧嘩に発展し言い争った結果明け方まで電話していたこともありました。

Aさんはプライベートの時間をすべて私にささげてくれていました。

だからこそ、本当に厳しく、配信中もなにか少しでもトラブルが起こったときはよく怒られたりしていました。

本気でトップライバーを目指すようになった私は、その後少しずつ応援してくれる人が増え、徐々に人気になっていくのを実感しました。


どのくらい成長したか数字でお伝えしたほうがわかりやすいと思うので毎月の成績をお伝えします。

獲得ptについては3月までは最高でも約30万ptしか稼げなかった報酬が、4月から一気に8倍以上の250万ptになりました。※1pt=約1円と換算(2018年4月時点)

Aさんという心強い応援者が来てくれたおかげで、1ヶ月も立たないうちに爆発的に結果が出るようになったのです。

そこからライバーを卒業するまでの9ヶ月間は毎月平均的に150万ptを獲得し続け、卒業月には過去最高となる400万ptを獲得することが出来たのです。

ライバー自体は2018年の12月をもって卒業しました。

ラスト配信
久しぶりのリスナーさんなんかも来てくれて
とにかく優しく送り出してもらいました

実は私には、17liveを始めた当初から、どうしても12月に開催される大規模なクリスマスイベントに出場して、絶対に表彰台に上がりたいという明確な目標がありました。

そう思うきっかけになったのは、卒論に追われていた2017年12月、久しぶりに入った17liveでたまたまこのクリスマスイベントの中継がされていたのを視聴したことがきっかけでした。

オフラインイベントというのは年に数回だけ開催されるんですが、本当に人気のあるライバーだけが出場できるイベントで、毎回そのイベントに出場するには予選で激戦をくぐり抜けなければいけません。(詳しくは17liveのYouTubeをご覧ください)

私はその世界観とイベントのレベルの高さに感動し、一年後なんとしても自分もあのステージに立って輝きたいとその瞬間に強く思ったのです。

これまで全身全霊でライバー活動に専念してきましたが、このイベントへの参加が終わったら目指すべき目標を見失ってしまう。

そう思った私はこのタイミングでライバーを卒業しようと決めたのです。

リスナーさんから遠隔卒業ケーキまで貰いました

ステージを変えて関わるライブ配信

クリスマスイベント本番
このイベントが終わった後、次のステージにすすみました

その後、私は2019年からDeNAの「Pococha」のコンサルを経て、

2020年現在、ライバー事務所でライバーさんの育成、プロデュース、マネージャー陣の研修などを担当させていただいております。

ちなみに「Pococha」のコンサルをやることになったのは、ライバー卒業間近、ぼんやりとライブ配信に携わる仕事がしたいと考えていたタイミングで、

Pocochaの事業責任者の方とお話する機会をいただき、ライブ配信に対する考えやPocochaが目指していきたいビジョンが合致したことがきっかけでした。

当時ライバー上がりでプラットフォーム側にコンサルをするというケースは非常にまれだったと思うのでなんともありがたい話ですよね。

そこでライバー事務所の方やライバーの方とたくさんお話する機会があり、ライバーだけの視点でなく、プラットフォーム、事務所、の3方向の視点で物事を考えられるようになったのでとてもよい経験になったと感じています。

3年前まではこんな人生考えもしませんでしたが、ライバー時代死ぬ気で頑張ったおかげでそれが自分の仕事になるようになりました。

これまで一度も死ぬ気で何かを頑張った経験のない私でしたが、ライブ配信に出会えたおかげで

「努力は裏切らない」「がんばった分だけ自分に返ってくる」

ということを自身の身をもって感じています。

今、コロナにより外出自粛をよぎなくされ、家で稼げるツールということでライブ配信に手を出すライバーさんが爆発的に増えています。

私としても非常に嬉しいですし、どんどんこの業界を盛り上げていきたいなと考えています。

しかし、過去の私のようにライブ配信で人気になるためにはどうすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

私はライブ配信とは正しい努力の仕方をすれば、誰でも必ず人気になれるツールだと思っています。

なぜなら、人気がなさすぎてリスナー0の配信をしたり、時には人がこなくて涙を流すような過疎ライバーだった私でも、ここまで結果を残せることが出来たからです。

今後は1人でも多くのライバーさんに対して、私の方で今までの経験を生かした情報発信をしていき、自分の夢や目標を叶えるためのお手伝いが出来たらと考えています。

私の経験が少しでもその方たちに勇気や希望を与えられる存在になれたらいいなと思っています。

Twitter:@liver_skill

Youtube:ライバーのための専門チャンネルライブ配信アカデミー

Insta:@liver_skill

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