中国の企業、バイトダンス株式会社が運営するTikTok(ティックトック)がなくなるかもしれないと話題になっていますね。
結論からいうと、日本で今スグに消滅してしまうわけではありません。
しかし、各国は「情報を抜き取られるスパイアプリかもしれない」と、かなり警戒しています。
アメリカとしては、「勝手に情報を抜き取られるリスクが有るなら、潰してしまっても良いかもしれない」という考えなのでしょう。
9月15日にTikTokの買収など、体制移行が決まらなければアメリカでは間違いなく禁止されます。
つまり、9月15日以降で日本でTikTokがなくなる可能性は、まだまだ十分あるわけですね。
TikTokで、がんばってフォロワーを集めてきたのに、中国アプリという土俵で戦っていたことに気づかず、全てがパーになってしまうのは悲しいですよね…。
いまだに信じられない方に、編集部が調査したニュースをご紹介しておきます。
「TikTok」 9月15日までに米企業に買収されなければ禁止 トランプ氏
techcrunch – トランプ大統領がTikTok米国事業を禁止する執行権を行使すると記者団に語る
アメリカの大統領は2020年9月15日~TikTokの規制or使用禁止に表明しています。
マイクロソフトがTikTokを買収するために協議中
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投資家は3年前のTikTokの価値を500億ドル(約5兆3000億円)と評価している
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トランプ大統領がByteDanceにTikTokの所有権の売却を命じる可能性があると報じられた
techcrunch -トランプ大統領がTikTok米国事業を禁止する執行権を行使すると記者団に語る
そんな中、
アメリカのマイクロソフト社が中国のTikTokを買収するかもしれない。
といった話が8月5日にニュースにあがりました。
買収の話がうまくいけば、TikTokは存続します。まだ希望はあるみたいですね。
8月7日 欧州にデータセンター設立
確実に動きは進んでいるように見えます。
これからのニュースに注目しておきましょう。アメリカの動き次第では、日本でも閉鎖する可能性が高くなってきます。
8/9(日)
ツイッターは、中国の人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」とサービスの「一体化」の可能性を巡り、予備交渉を行っている。
ツイッター、TikTokとの「一体化」巡り予備交渉 yahoo!ニュースより
これは相容れないでしょうね。SNSでは「陽キャと陰キャの融合は無理」などと言われています。
マイクロソフトより資本力が小さいツイッターでは買収は現実的ではないという声もあがっています。
8月17日最新情報 中国は反発「アメリカは強盗か?」
中国外務省の趙立堅副報道局長は17日の定例会見で、トランプ米大統領が動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を売却するよう中国IT企業に命じたことを受け「強盗の論理で奪おうとしている」
中国、TikTok売却令に反発 米は「強盗論理で奪おうと」
【IRIAM】みんな使ってるイチオシ配信アプリ!
もくじ
なぜ、TikTok禁止の話があがってきたのか?禁止になるかもしれない理由
TikTokは中国のアプリというのは、皆さんご存知でしょう。
この「中国アプリ」というのが問題点です。
前提として、アプリの運営において、中国の法律や体制が反映されています。
ですので、ティックトックは中国のルールが適応されているのです。
中国のルールの適応がなにを意味しているのかというと、
もしかすると、各国のユーザーデータが中国政府に抜き取られているかもしれないのです。
中国は民間企業や個人が収集したデータは、政府に情報提供しないといけない決まりがあるので、情報流出を懸念しているアメリカを筆頭に、各国が警戒しているという構図です。
TikTokで炎上して、本人が特定されるならまだしも、何もしていない私達日本人の情報が勝手に中国政府に行き渡ってるかもしれない、と考えると少し怖くありませんか?
日本もアメリカも、お偉いさんはこの事実に気づいていますが、正直なにも考えずにアプリをインストールしていた人もおおかったのではないでしょうか。
中国運営であることに問題があるので、アメリカが買収して情報の管理体制が変われば、今まで通りティックトックを使うことは可能でしょう。
ティックトックがあれだけ急激に伸びていたのは、運営元のバイトダンスが中国版ティックトックで得た収益をそのまま投資しているから、と言われており、世界版のティックトックを分離してマイクロソフトが運営すると、投資するお金が減少するため、ティックトックの力は弱まるのではないかと予想されています。
アプリを使っている本人が拒否することもできずに、勝手に情報を収集されていたことが明らかになりました。世界的な経済誌ウォール・ストリート・ジャーナルの調査によって分かったのでソースは確かです。
ティックトックが規制される件について様々な意見をご紹介
肯定派(Tiktokつぶれろ派)
否定派(暇つぶしが無くなる・収入が無くなる)
暇つぶしがなくなる、ティックトッカーとしてのお仕事が無くなる…。
特に日々の仕事としてTikTokから収入を得ている若者からは悲痛な叫びがあがっていました。
暇つぶしがなくなる点に関しては、今はライブ配信アプリなどが国産で沢山でてきているので、ぜひこれを機会に使ってみてはいかがでしょうか。
お偉いさんの見解
ティックトッカーは今後どうすればいいのか【2つの解決策】
突然のアプリが終了するかもしれない…
となると、単純な話、今まで積み上げてきたすべてが失われてしまうわけです。
特にティックトックでフォロワーが1,000、10,000、100,000人と増やしていた人からすると、たまったものではなりません。
例えるなら、受験勉強を2年間努力してきたのに、いきなり記憶喪失になるようなものです。
さすがに、「寝て起きたら全データが消滅してしまっていた!」というのは、誰しも避けたいのではないでしょうか。
最悪の事態を回避するために、今からできることを2つご紹介しておきます。参考にしてみてください。
1.アプリを分散させる
まだ完全にアプリが無くなると決まってるわけではありませんが、いつ無くなってもおかしくないという前提で動くのが賢い人のやり方です。
例えば、
- YouTube
- Insta
にて、「これからメインにしていくよ」などの呼びかけを行なうことは必須でしょう。
2.国産アプリで新しい挑戦をはじめる
今回の件で、海外のアプリを使う(特に中国発祥)のはリスクが大きいと理解したのではないでしょうか。
ですので、日本企業が作っているアプリで活躍することを目指してみてはいかがでしょう。
日本企業が作っているアプリであなたが活躍すれば、日本が豊かになりますので、巡り巡って、あなたに還元されるはずです。
それに、日本企業はカッチリしているので、今回のようなイレギュラーな事件が起きて振り回される可能性はゼロとまでは言いませんが、低いはずです。
最近だと、大手ゲームアプリ会社DeNA社が運営するソーシャルライブ配信アプリ「ポコチャ」が盛り上がってきているので、ぜひダウンロードして挑戦してみてはいかがでしょうか。
TikTokに比べて、まだ知名度は低いですが、だからこそチャンスがあります。
ダウンロードはもちろん無料ですし、むやみに情報を抜き取られませんので、安心して活躍できるでしょう。
見る専門でもティックトックと違って、配信者とコミュニケーションがとれるので、楽しいですよ。