メンタルを強くするにはどうしたら良いの?
メンタル強い人はどうして強いの?
この記事を開いているメンタルの弱いあなたはそのように考えているはずです。
メンタルの強い弱いは人それぞれですが、
その違いが生まれる原因は簡単に言ってしまえば捉え方の違いです。
この記事ではメンタルを強くしたいあなたのために、
メンタルが強いとはどのようなことか、そして今あなたがなにをすればメンタルを強くすることが可能なのかを詳しく解説します。
もくじ
1.メンタルが強いとは
そもそもメンタルというのは精神衛生、つまり精神状態を保つことを指します。
そのためメンタル状態が良いといのは気分が明るいというのと同義です。
つまりメンタルが強いというのは、精神を健全にネガティブにならない状態で保つのが上手であるという意味です。
2.なぜメンタルが弱いのか(メンタルが弱い理由)
メンタルが弱い理由は簡単です。
物事を感情主体で捉えているからです。
人の認知機能には2種類あり、「感情」と「論理」を使い分けて生きています。
感情をよく使う人は共感能力や自己の価値観、他者への思いやりが強い傾向にあります。
しかしその代償として論理的思考力が弱かったり、
感情に支配されてしまいがちです。
一方で論理を頻繁に使用する人はあまり物事に対して個人的な感情は抱かず、
「ただそこにあるもの、そこでおきているだけのこと」
と言った捉え方をしています。
そのため共感能力や思いやりは感情を使う人に比べて高くないものの、
普段から感情に支配されることが少ないため、
精神衛生上比較的健全であることが多いです。
つまりメンタルが弱い原因は、感情主体の捉え方と、感情を排した客観的視点の欠如であると言えます。
3.メンタルの弱さを克服してメンタルを強くする方法6選
今すぐ簡単にメンタルを強くしたい人にオススメな方法が以下の6つの方法です。
これらは単なるメンタルを強くする方法というだけでなく、
メンタルが弱い根本的な原因を解決してくれる方法なので、
是非実践してみて下さい。
-
感情と事実を切り離して考える
-
自分の心について考えすぎない
-
物事を受け入れる
-
自分の気分を高める方法を理解しておく
-
感情を手放す練習をする
-
物事や事実を中心として考える
3-1.感情と事実を切り離して考える
メンタルを強くするためにうってつけな方法はこの方法です。
感情と事実をはっきりと別物として捉えることは、
メンタルの強化へと繋がります。
なぜならメンタルの弱い人の多くは、
全ての物事に対して自らの感情をつなげて考えてしまいます。
そのためなにかと感情移入してしまったり、
批判を個人的なこととして受け取ってしまったりします。
しかしながらそのような「事実」や「論理」といったものは
感情と切り離して考えなくてはなりません。
なぜなら批判や指摘を自らの感情とつなげてしまえば、
「あなたの欠点を言われている」という事実に対して、
「自分が嫌われている」「怒られている」
といった事実でない主観的な感情を織り交ぜてしまうかもしれません。
このような事実と感情の混同が、メンタルを弱くするための一因となってしまいます。
そのためメンタルを強くするためには、
事実が何なのかをはっきりと認識して、
自らの感情を無くして捉えることが重要です。
3-2.自分の心について考えすぎない
メンタルの弱い人は内省的な人が多い傾向にあります。
内省的な人は自ら中で物事をしっかりと考えられる能力がありますが、
その反面内省に時間をかけすぎてしまう傾向にあります。
またメンタルの弱い人がその際に考えるのは「物事」ではなく、
自分自身の感情であることが多いです。
自分自身の感情について考えることは人生の意味や
なぜ生きているのか、何がしたいのかと言った価値観を明確にするのに
非常に役立つことです。
しかしながら自分自身の感情をあまり深く考えすぎると、
出口のない迷路を堂々巡りすることになってしまう可能性があります。
逆に自分自身の感情について考えるのを一旦辞めて、
目の前にあることに集中したり、
なにか物事に関して集中することに意識を転じれば、
自分自身の感情にひどくとらわれることを防ぐことが出来ます。
さらに感情以外の行動に時間をかけているため、
今よりもさまざまな目標が達成できるようになるはずです。
そのためメンタルが弱いと自覚している人は、
一旦内省しすぎずに、行動してみたり、
また内省は内省でも、感情面ではなく事実について
考えるようにしましょう。
3-3.物事を受け入れる
メンタルの弱い人は事実と感情を切り離すのが苦手な傾向にあるとお伝えしました。
しかしそれだけでなくメンタルの弱い人は、
事実を事実としてではなく、主観的な感情を織り交ぜて捉えてしまうことが珍しくありません。
そのため事実を歪曲して捉えてしまう傾向にあります。
そしてその歪曲した主観的な捉え方が、
自らのメンタルを弱くする一因にもなっています。
例えば人からの指摘を悪口であると受け取ってしまったり、
自分が何かを達成できなければ自分自身がダメな人間だと捉えてしまうというようなことです。
他者からの指摘はあなたではなくあなたの行動に関する指摘であるため、
それは物事に対する批判です。あなたを批判しているわけではありません。
また何かを達成できなくてもそれはあなたの行動が原因であって、
あなたの存在が原因なわけではありません。
しかしこれらを行動や事実ではなく、自分自身という存在が悪いと考えてしまって、
メンタルに影響を与えてしまう人が少なくありません。
そのため事実には感情を交えずに、
ただ起きていることとして捉えるようにしましょう。
3-4.自分の気分を高める方法を理解しておく
メンタルの弱さを克服するためには、
単純に弱さの原因を無くすだけでなく、
気分を高揚させることで精神状態をより健全に保つ事も有効です。
なぜなら人の精神状態は以外にも簡単にできていて、
ちょっとした工夫で脳内から幸福物質が分泌されて、
いつの間にか気分が落ち着くことは珍しくないためです。
例えば自分の好きな音楽や映画、においのあるものなど、
そういった自分の気分を高揚させてくれる物を理解しておくと良いでしょう。
そして精神的に落ち込んだときには一旦その「もの」を利用して、
気分を元の状態に戻すようにしましょう。
気分を高揚させるものを選ぶときには、
主に五感に対して刺激を与えるものを選ぶとより効果が高まります。
3-5.感情を手放す練習をする
メンタルの弱さを克服する手段の一つは、感情を手放すことです。
メンタルの弱い人にありがちなのが、感情に振り回されるということです。
そしてその負の感情を取り払いたくても、取り払う方法がわからなくなり、
ずっとその負の感情に支配されてしまうのです。
このような感情の堂々巡りは、完全なる負のスパイラルです。
このような状態に陥ったところで一切メリットはありません。
そのためもしも感情的になってしまったら、
一旦その感情を手放せるようになる必要があります。
その感情を手放す練習としては、「マインドフルネス」のような瞑想や、
なにか別のことに集中したり、気を紛らわせてくれることをしてみたり、
また練習してできるようになれば、心を意図的に無にすることも効果的です。
瞑想は多くのアプリや動画がネット上にあるため、
初心者の人におすすめです。
そのため感情に振り回されがちな人は、
瞑想などの手段で感情を手放す練習をしましょう。
3-6.物事や事実を中心として考える
メンタルを強くするためには感情的に捉えすぎない事が重要です。
しかし感情的に捉えないようにする方法がわからない場合もあるかもしれません。
そのような場合は視点を変えて、事実はなにか、そのものは、その事は何かを考えるようにしましょう。
なぜなら客観的な視点の思考と、主観的な感情的な思考は同時には起きません。
そのため感情的になりすぎないようにしたいというのであれば、
今起きている事実はなにか、一体何が目的で何が問題なのか
といった物事を中心とした考え方をするようにしましょう。
そうすることで必然的に感情が抑制され、
メンタルがより健康に保たれます。
4.まとめ(今やるべきことを促す)
いまメンタルの弱さで苦しんでいるあなたが今すぐやるべきことは
以下の6つです。
-
感情と事実を切り離して考える
-
自分の心について考えすぎない
-
物事を受け入れる
-
自分の気分を高める方法を理解しておく
-
感情を手放す練習をする
-
物事や事実を中心として考える
これらを実践する事を忘れないように、今すぐメモを取ったり
紙に書いて壁に貼るなどもしておきましょう。
そして常日頃からこれらのことを実践することで、
メンタルの弱さを克服して
強メンタルになれるように努めましょう。