TikTokを使ってライブ配信したいけど、何をしたらいいかわからない
TikTokの事務所はどこがいいのか知りたい
TIkTok事務所にスカウトされる方法を知りたい
上記のような悩みをもっていないだろうか。
誰でも気軽に動画を投稿できることから、若者の間で人気の「TikTok」。
少し前まで一般人だった人が動画をバズらせ、インフルエンサーとして活躍することも珍しくない時代となっている。
本記事は、これからTikTokでの動画配信を始めようとしている方や事務所に所属してノウハウを学びたいと考えている方向けだ。
自分の感覚だけで配信を始めても成功するまでに時間がかかってしまうだろう。事務所に所属することで近道がわかり、短期間で成長できるはず。
あなたに合うTikTok事務所を見つけて、ライバルよりも早くインフルエンサーをめざそう。
- おすすめのTikTok事務所
- TikTok事務所に所属するメリット
- TikTok事務所に所属するデメリット
- TikTok事務所の選び方
- 事務所にスカウトされやすい人の特徴
もくじ
1.TikTok事務所とは
TikTok事務所とは、簡単に言えば「配信活動に集中できるようサポートしてくれる存在」のこと。
TikTokでインフルエンサーになり、収入を得るためには、多くの知識と経験が必要だ。
- 動画をバズらせるためのコツ
- 撮影や編集のテクニック
- ロケーション撮影の場所選び
- 企業案件を依頼されたときの連絡
- 税金や法律関係の知識
上記のような多くのノウハウを自分ひとりで学ぶとしたら、かなり時間がかかるのではないだろうか。
TikTok事務所ならこれまでのマネジメント経験をふまえ、最適なアドバイスが可能。
書類のやりとりなど、わずらわしい仕事を事務所に行ってもらえるため、あなたは動画作成に集中できるはずだ。
1-1.TikTokの反応率はSNSの中で1位
「TikTokじゃなくてYouTubeでもいいんじゃない?」
「YouTubeのほうが有名ですよね?」
このように考える方もいるだろう。しかし、あらゆるSNSの中でユーザーがもっとも反応しやすいのが「TikTok」だとわかっている。
しかも反応率はTikTokへの反応率が11.83%に対し、2位のYouTubeは2.75%と4倍以上の差。調査報告によれば、今後もっとも成長するSNSとして「TikTok」を挙げている(※1)。
また総務省のデータでも、令和3年度のTikTok利用者は10代で62.4%となっており、前年度に比べて増加している(※2)。
今から始めるなら、多くの人に興味をもってもらえるTikTokが最適と言える。
YouTubeのように多くの芸能人が始める前に、TikTokをスタートしよう。
※1 参考:今後、最も成長するSNSは?米企業がTikTokを積極活用
※2 参考:総務省「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」p.68,69
2.TikTok事務所のおすすめ11選【有名になりたいTikToker必見】
TikTok事務所としておすすめなのが、上記の事務所11選だ。
それぞれ、おすすめな人と特徴を解説していく。
2-1.GROVE株式会社
特徴 | ・TikTokのクリエイター総フォロワー数1,000万人超え ・テレビ番組制作会社が母体 |
有名所属クリエイター | パパラピーズ、むくえな、あめんぼぷらす |
ノルマ | なし |
運営会社 | GROVE株式会社 |
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「GROVE株式会社」はテレビ制作のノウハウを学び、高品質なTikTok動画を作りたい方におすすめの事務所だ。
テレビ制作会社が母体となって運営されている事務所だけあり、映像のクオリティが非常に高く、動画作成のノウハウを教えてもらえるだろう。
自社スタジオを備えており、撮影機材や小物なども完備しているため、これから動画作成を始める方にとっても所属するメリットが大きい。
2-2.株式会社Natee
特徴 | ・TikTokからスタートしてビジネスの幅を広げられる ・クライアントに有名企業が多数 |
有名所属クリエイター | やまげ、しふぉん |
ノルマ | なし |
運営会社 | 株式会社Natee |
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「株式会社Natee」はTikTokとして活躍しながら他のビジネスにも幅を広げていきたい方におすすめの事務所だ。
Natee(ナッティー)の最大の特徴は、TikTokを通して多くの企業とつながりが持てること。
教育業界では最大手の「ベネッセ」のサービスをTikTokで紹介し、プロモーションを行うなど実績が豊富だ。
TikTokでの発信力を生かして、他のビジネスにも活動の場を広げていきたい方には最適な事務所だろう。
2-3.studio15株式会社
特徴 | ・創業からTikTokに特化している事務所 ・企業からのPR案件などで収入につなげられる |
有名所属クリエイター | Ray、なっちゅん |
ノルマ | なし |
運営会社 | studio15株式会社 |
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「studio15株式会社」はTikTokに特化したノウハウを学びながら、PR事業を通して企業の役に立ちたい方におすすめの事務所だ。
創業以来、TikTokに絞ってノウハウを積み上げてきたのが「studio15株式会社」の特徴。その豊富な実績を生かして、企業との案件も多数行っている。
「DOCOMO」や「ハーゲンダッツ」との取引もある。
また東証一部上場企業の関連会社として運営されているため、規模が小さい事務所よりも安全性が高く、下手なトラブルになることは考えにくいだろう。
信頼できる事務所を探している方にもおすすめと言える。
2-4.CARAFUL株式会社
特徴 | ・インフルエンサー育成に強みあり ・TikTokとクリエイター育成のマネジメント契約を結んでいる |
有名所属クリエイター | バーソロミュー・ブック、かつくん、さくNP |
ノルマ | なし |
運営会社 | CARAFUL株式会社 |
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「CARAFUL株式会社」はTikTokを通してこれからインフルエンサーを目指したい方におすすめの事務所だ。
TikTokでのインフルエンサー育成に強みをもっており、料理系TikToker国内No.1のバーソロミュー・ブックなど、フォロワー数100万人を超えるクリエイターを生みだしている。
またTikTokとのマネジメント契約を締結していることからも、いかにTikTokに的を絞っているかがわかるだろう。TikTokに特化して活躍していきたい方にもおすすめだ。
2-5.PPP STUDIO株式会社
特徴 | ・所属クリエイター数700名、総フォロワー2億5,000万人 ・TikTok発のスターを生み出す ・経理や福利厚生が手厚い |
有名所属クリエイター | Kevin’s English Room、ISSEI、にっしー |
ノルマ | 調査中 |
運営会社 | PPP STUDIO株式会社 |
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「PPP STUDIO株式会社」は実績豊富な事務所が希望で、TikTokerとしての基礎的なスキルを学びたい方におすすめ。
クリエイターの求めるものやレベルに応じたサポート体制を用意しており、これからTikTokを始める方でも基礎的なスキルが学べる。
活動に慣れてきたら、企業案件に対応できるようビジネススキルの習得や、グッズなどオリジナル商品の開発にもつなげられる。
また、YouTubeでも人気の英語系クリエイター「Kevin’s English Room」などが所属している。
2-6.株式会社FLARE
特徴 | ・TikTokと公認マネジメント契約を結んでいる ・TikToker育成開始3ヶ月で総フォロワー100万人超え ・誹謗中傷対策チームがある |
有名所属クリエイター | Maiyatsuan、KASHIWADA YUYA、なーゆ。 |
ノルマ | なし |
運営会社 | 株式会社FLARE |
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「株式会社FLARE」は、いち早くトレンドをキャッチし、TikTokerとして一気に成長したい方におすすめの事務所だ。
TikTokのクリエイターを育成しはじめてから、わずか3ヶ月で総フォロワー100万人超えを達成しており、育成スピードの速さが際立っている。
TikTokでバズるための施策を多数行っており、そのノウハウを学べる点はメリットと言える。
またクリエイターへの誹謗中傷に対処するチームをもっており、安心して活動に専念できる環境が整っている。
2-7.株式会社RPGエンターテインメント
特徴 | ・TikTokだけでなく、他のイベントにも幅を広げやすい ・声優、ダンス、役者など活躍ジャンルがさまざま |
有名所属クリエイター | 奇跡、内山さん、がのんどろふ |
ノルマ | なし |
運営会社 | 株式会社RPGエンターテイメント |
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「株式会社RPGエンターテインメント」は、あなたの特技を使ってTikTok配信を行いたい方におすすめの事務所だ。
もしあなたが小さいときから習い事をしていたり、周りの友人から「すごい!」と認められる特技があったりする場合は「RPGエンターテインメント」が合うだろう。
TikTokで活躍した後は、実際のイベントや舞台などに活動の幅を広げられるはずだ。
2-8.StarCreation
特徴 | ・クリエイター1,000名以上、総フォロワー1億人超え |
有名所属クリエイター | 益若つばさ、ゆうちゃみ、修一郎 |
ノルマ | なし |
運営会社 | 株式会社スターミュージック ・エンタテインメント |
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「StarCreation」はTikTokを通じ、有名インフルエンサーとの交流をしていきたい方におすすめの事務所だ。
益若つばさやゆうちゃみなど、雑誌やテレビでもおなじみの有名クリエイターが所属している。
クリエイター同士の交流もあり、先輩たちからアドバイスをもらうことも可能。
所属するクリエイター数も業界トップクラスなので、ライバルを見つけて競争しながら自分を高めていきたい方にもおすすめの事務所だ。
2-9.株式会社ホリプロデジタルエンターテインメント
特徴 | ・大手芸能事務所のノウハウが学べる ・スキル講習会が充実している |
有名所属クリエイター | 景井ひな、小西詠斗、湯上響花 |
ノルマ | なし |
運営会社 | 株式会社ホリプロデジタルエンターテインメント |
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「株式会社ホリプロデジタルエンターテインメント」はとにかく実績のある事務所に所属したい方におすすめだ。
芸能事務所としても有名なホリプロ。60年以上の歴史をもつ企業が立ち上げた事務所なので、芸能に関するノウハウはどの事務所よりも多い。
その豊富なノウハウを生かしたスキル講習会が充実しているのも特徴。
これからTikTokでファンを獲得したい方にはありがたいシステムだ。
また大きな事務所なので契約内容に信頼がもてるうえ、経営も安定していることから、安心して所属できるだろう。
小さな事務所で不安を感じるよりも、しっかりした事務所を希望する方にはおすすめの事務所だ。
>>株式会社ホリプロデジタルエンターテインメントの公式サイトを見る
2-10.リーディングコミュニケーション
特徴 | ・動画制作のサポートが充実 ・他のSNSにも強みあり |
有名所属クリエイター | 倉本琉平、道東の漁師、りゅうさきカップル |
ノルマ | なし |
運営会社 | 株式会社 Leading communication |
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「リーディングコミュニケーション」は丁寧なコミュニケーションをとってくれる事務所を希望する方におすすめだ。
大手事務所の場合、所属したばかりでは多くのクリエイターの一人にすぎず、放置されてしまう可能性もある。
その点、「リーディングコミュニケーション」ではクリエイターファーストの姿勢を明確にうちだしている。
動画制作に自信がないクリエイターにも、丁寧なサポートを行っている。
フォロワーに関しても単なる数字として見るのではなく、ファンとして扱う考え方を大事にしているため、総フォロワー3,000万人超えにつながっているのだろう。
2-11.ONEVIEW
特徴 | ・テレビや雑誌への出演実績が豊富にある ・高単価な有名企業の案件を提供している ・法務、税務のサポートも充実 |
有名所属クリエイター | 沢田野乃華、エハラ家チャンネル、塚本いづみ |
ノルマ | 調査中 |
運営会社 | 株式会社ナハト |
公式HP | 詳しく見る |
「ONEVIEW」はTikTokだけでなくYouTubeやテレビ・雑誌などでも活躍したい方におすすめの事務所だ。
所属クリエイターはビジュアルを重視したモデル系クリエイターが多い。
これはTikTokやYouTubeでインフルエンサーとなった後、テレビや雑誌などメディア出演につなげたいという事務所の意向があるためだ。
したがって、インフルエンサーだけでなくタレント活動も視野にいれていきたい方にはおすすめの事務所となるだろう。
3.TikTok事務所に所属する2つのデメリット
TikTok事務所に所属するうえで、上記のようなデメリットがあることも知っておきたい。
それぞれ解説していく。
3-1.収益を事務所と分ける必要がある
TikTokで活躍した場合、企業案件での報酬やライブ配信での投げ銭による収益が得られる。
しかし、すべてがクリエイターの収益になるわけでなく、所属事務所と分配する必要がある。
その割合は事務所によるため、契約時にはしっかり確認しなければならない。
収益を支払うことは確かにデメリットに感じるかもしれない。
だが、自分ひとりの力でTikTokで収益を得る難しさをふまえれば、事務所に所属するメリットは大きいのではないだろうか。
3-2.希望しない案件を受ける必要がある
事務所が企業案件を受けた場合、その企業のイメージに合ったクリエイターを選びPRを行う。
そのため案件によっては、あなたが望まない企業であっても仕事を受ける必要があるだろう。
しかし、事務所もあなたのイメージに全く合わない案件を押しつけることはしない。
なぜなら、依頼してきた企業の信頼を落としてしまうからだ。
事務所として、あなたが適任と判断したうえでの依頼となるため、むやみに断るのはやめたほうがいいだろう。
すぐに断るよりも、新しいチャレンジにつながると考えて挑戦してみるほうがよいはずだ。
4.TikTok事務所に所属する3つのメリット
TikTok事務所に所属するメリットは、上記の3つが挙げられる。
4-1.インフルエンサーになる近道がわかる
TikTok事務所に所属するもっとも大きいメリットは「早くインフルエンサーになれる」ことだ。
事務所は多くのクリエイターでバズるための施策を行い、そのデータを収集している。
うまくいく方法と効果が低い方法の両方を分かっているため、フォロワー獲得への近道が見えている。
この施策をあなた一人で行うと考えてみてほしい。ものすごい時間と手間がかかるはずだ。
TikTokで成功するための魔法はないが、1日でも早く頂上に行ける近道を知ることでライバルを抜かせるに違いない。
4-2.配信以外の業務をお願いできる
TikTokでフォロワーを獲得し、有名になるほど動画制作の時間が少なくなっていく。
- フォロワーへのハート(いいね)返し
- 動画のネタ出し
- 撮影場所の確保や撮影許可の申請
- 企業案件の依頼があった場合への対応
- 確定申告の準備と提出
上記のように、細かい仕事が有名になるほど増えていく事実がある。
これらを一人でこなそうとすれば、もっとも大切な動画作成の時間がなくなり、ライブ配信すらできなくなる可能性がある。
一方で事務所に所属していれば、担当のマネージャーやスタッフにお願いできる部分が多くなる。
とくに税務や法律関係の仕事は個人で行うにはリスクが高い。
後からのトラブルを避けるためにも事務所に所属し、お願いしておくとよいだろう。
4-3.TikTok以外の収益も得られる
TikTokは2023年1月現在、YouTubeのように視聴されただけでは収益が得られない。
しかし事務所に所属することで、次のような収益化の方法が生まれる。
- 大手企業からのPR案件
- 他クリエイターとの交流イベント
- オリジナルグッズの販売
上記のような収益化方法は、ひとりで活動している場合かなり難しいだろう。
事務所に所属していれば、あなたの魅力を客観的にとらえ、企業へアピールしてもらえる機会も増えるはず。
多くの収益方法を手に入れられる点は、TikTok事務所に所属するメリットと言える。
5.あなたにおすすめのTikTok事務所の選び方5選
では具体的にどのようにTikTok事務所を選べばよいかを解説していく。
選び方は、上記の5つだ。
それぞれ見ていこう。
5-1.どの分野に強い事務所かを調べる
TikTok事務所は、創業者のバックグラウンドによって得意な分野がわかれる。
あなたがTikTokに特化して活躍していきたいなら、TikTok専門の事務所を検討するほうがいいだろう。
また、YouTubeなど長めの動画作成に進んでいきたいなら、テレビ制作会社をバックにもつ事務所が合うかもしれない。
問い合わせる際、自分の希望を伝えるとともに、どの分野に強みがあるかをたずねてみよう。事務所を選ぶ大きな要因になるはずだ。
5-2.有名クリエイターが所属しているかどうか
有名なクリエイターが所属する場合、その事務所に所属するメリットが存在する。
TikTokは個人で活躍するインフルエンサーも多いため、独立しようと思えば可能。
それでも所属するのは、デメリットを上回るメリットがあるからだろう。
もしあなたが知っている有名クリエイターが所属しているなら、その事務所は少なくともトラブルが多発するような事務所ではないと言える。
5-3.SNSや公式HPは更新されているか
SNSや公式ホームページの情報が古い事務所は、経営状態がよくない可能性がある。
発信活動にまで時間やスタッフを割けない状況にあると予想されるからだ。
TikTokというSNSを運営するうえで、オンラインの情報がストップしているのは致命的と言える。
案件を依頼する企業としても、さかんに発信活動が行われている事務所でなければ信頼しないだろう。
もしあなたが事務所に興味をもったら、公式ホームページや公式Twitterの更新状況をチェックしてみてほしい。
5-4.悪い評判、口コミがあるかどうか
所属経験のあるクリエイターによる悪い評判や口コミがないかチェックし、悪質な事務所でないかを確かめておこう。
もちろん「良い悪い」は個人の主観的な評価であるため、正確な情報ではない可能性もある。
しかし、あまりに悪い評判が多い事務所はやめておく方が安全だ。
事務所を検討する段階に入ったら、TwitterやInstagramなどSNSでの口コミを検索しておこう。
5-5.登録料やノルマが課されるかどうか
TikTok事務所によっては、所属するための登録料を予告なしにクリエイターに支払わせたり、ノルマを課したりする可能性がある。
収益を配分するといった「恩返し」的な支払いはともかく、登録しただけで多額の料金を支払わせる悪質な事務所はそもそも成長が望めないだろう。
後から「そんな話は聞いていなかった」というトラブルにならないためにも、契約時に確認し、文字(文書)として残しておくことが大切だ。
6.TikTok事務所に所属する2つの方法
TikTok事務所に所属する方法は「自分で応募する」「事務所からスカウトされる」の2つだ。
6-1.公式HPから応募する
もっとも多いのが「TikTok事務所に所属させてほしい」と応募する方法。
「私なんか応募してもいいのだろうか?」と迷うかもしれないが、自分から積極的に応募してくる意欲的なクリエイターは、事務所にとっても嬉しい存在。まずは行動してみることが重要だ。
応募した場合、次のプロセスを経ることが多い。
- 事務所にLINEにて問い合わせる
- 希望や契約条件について説明される
- 面談(選考)内容や日程の連絡がくる
- 面談(選考)を受ける
- 採用or不採用が決まる
- 契約
- 活動開始
現在では、ほとんどが公式LINEにて質問ができるため、気軽に問い合わせが可能。
あなたの考え方に合う事務所が見つかったら、まずは公式LINEに登録してみよう。
6-2.スカウトを受ける
まずは自分で活動し、発信力をつけたあとに所属したい方は、スカウトを待つ方法もある。
スカウトされる場合、あなたの実力が認められているため選考を受ける必要がなく、そのまま活動に入れる。
また希望が通りやすく、自分の望んだ条件で活動できる可能性が高くなるので、メリットは大きい。
次に「スカウトされやすい人の特徴」をまとめたので、参考になるだろう。
6-3.オーディション・選考の内容もチェックを!
応募とスカウト、どちらの場合でも、多くの事務所ではオーディション(選考)を行っている。
あなたの求めるTikTokerとしてのイメージとオーディション内容が一致しているかを確認しておこう。
スカウトされた嬉しさで舞い上がり、深く考えずに所属してしまうと「自分のスタイルと違う」となりかねない。
例えばあなたがダンス系の動画配信を行いたいなら、ダンスのオーディションがある事務所を選ぶべきだ。歌やコメディ系など、あなたの望む配信内容に応じて審査してもらえる事務所を選ぼう。
7.TikTok事務所からスカウトされやすい人の特徴3選
事務所からのスカウトを望むなら、上記の3点を意識しておこう。
7-1.フォロワー数が多い
フォロワー数は発信力の目安となるため、多くの人にフォローされている人はスカウト対象になりやすい。
とくに短期間でフォロワー数が急増している場合、努力だけでなく「センスがあるクリエイター」として注目されやすくなる。
TikTokの分析ツールなどを利用し、フォロワーを急増させているクリエイターをチェックして、発信内容を参考にしてみよう。
一般的にはフォロワー数5,000人以上からスカウトされやすくなるようだ。
7-2.バズった動画が多い
tiktokランキング100位などにランクインした動画が多ければ、TikTok事務所からのスカウトがきやすい。
「今からはじめるのに、いきなり100位とか無理じゃない?」と思うかもしれない。
しかし、TikTokはYouTubeなどとは違い、まだフォロワーの少ない新しいクリエイターの動画でもおすすめに表示される。
実際の口コミでは、「実際にTikTokで動画を投稿してみたところ、1つ目の動画でも数万再生までいきました!」という声も。
フォロワー数に応じて優先されるわけではないので、これからTikTokをはじめる方でもチャンスがあるプラットフォームだ。
まずはランクインしている動画を30本ほど研究し、どのような発信スタイルがバズるのかを調べて真似することをおすすめする。
うまくバズる動画が増えれば、スカウトされるチャンスが増えるはずだ。
7-3.動画投稿やSNSでの発信が多い
TikTokで成功するためには、継続して発信し続ける努力が必要。
たとえバズった動画があったとしても、月に1本の投稿では「このクリエイターはすぐに止めてしまうのではないか」と事務所から思われてしまう。
一方、2日に1本継続して配信を続けているクリエイターなら「ノウハウを教えたら、コツコツとフォロワーを増やしていけるかもしれない」と感じてもらえる可能性がある。
動画作成は難しいとしても、Twitterで毎日発信しているなど、SNSでの発信活動がさかんなクリエイターはスカウトの確率が上がるだろう。
まとめ|あなたに合うTikTok事務所を見つけてあなたらしさを見つけよう
TikTokは急成長しているプラットフォームだが、すでに有名なクリエイターも多数存在する。
活動をはじめるなら、1秒でも早くスタートしたほうが有利だ。
ノウハウは事務所に教えてもらいながら身につけられるので、まずは興味をもった事務所に問い合わせてみよう。
最後にもう一度、おすすめの事務所をまとめておくので参考にしてほしい。
TikTokの発信について調べている時点で、あなたは他のライバルよりもリードしている。
あとは行動しながら改善していけば大丈夫。
車や飛行機と同じで、最初のスタートがいちばんパワーが必要。
だが走り出してしまえば、進むのにそれほど苦労はしないはずだ。
おすすめTikTok事務所を探すときによくあるQ&A
- そもそもTikTokはおすすめなのですか?
- 今からはじめるならTikTokが正解。
今後しばらくは成長が続くプラットフォームだから。
デジタルトレンド分析会社eMarketerの予測によれば、2021年時点で今後もっとも成長するSNSとしてTikTokを選んでいる。
- TikTokで稼げますか?
- 稼げる。
YouTubeのように広告収入はないが、TikTokライブでの投げ銭や企業案件で稼ぐことが可能。
投げ銭の収入額は公表されていないが、ランキング100位のクリエイターで数百万と言われている。
TikTokは芸能人や専門家が多数進出しているYouTubeと比べて、一般人であってもバズりやすい。今からはじめるならTikTokがよいだろう。
- TikTokとライバーどちらがおすすめですか?
- TikTokがおすすめ。
ライバーは配信アプリが限られたり、知名度の低い配信アプリであれば、ユーザーそのものが少ない可能性がある。
TikTokは世界でも10億人以上のユーザーがいるため認知度が高く、企業もマーケティングに利用しているため、今後の成長も見込まれる(※)。
アプリの制限がなく、自由度が高いライバーとして活動したい場合は以下の記事が参考になる。
>>【最新比較】ライバー事務所のおすすめ13選!素の自分で稼ぐチャンス!
※参考:【2022年最新】TikTokのユーザー数は?世界・国内の利用者数
- TikTok事務所に入れば伸びますか?
- 伸びる保証はないが、伸びやすくなる。
TikTok事務所には多数のクリエイターで試されたノウハウが蓄積されている。そのノウハウを使えるので、知識ゼロから始めるより確実に早く成長できるだろう。
しかし、発信を継続しない限り伸ばすことは難しいので、1本の動画で数万フォロワー獲得……といったことは難しいだろう。
- 所属するなら大手事務所のほうがよいですか?
- 安心感を重視するなら大手事務所がよい。
大手事務所のメリットは、実績が豊富な点と法整備がしっかりしている点にある。
創業したばかりの事務所では、税務などのサポートが弱い場合も考えられる。
安心して所属したいなら、大手事務所を検討してみよう。